大腸内視鏡検査について
1) 大腸内視鏡検査について;
肛門から内視鏡を挿入して大腸の内部を直接観察し、大腸の炎症やポリープ、癌を診断する検査です。レントゲンと
違い直接目で見ることができ、また組織一部をとり顕微鏡で診断する検査も可能なためより正確な診断ができます。
2) 大腸検査の準備;
大腸に便が残っていると検査が受けられなかったり、正確な診断がえられない事がありますので、大腸を空の状態に
する必要があります。このため、以下の様な準備が必要です。
@検査前日
普通の食事で結構ですが夕食は21時までにすませてください。海藻類や種子のある果物はとらないでください。眠前に
下剤を服用していただきます。
A検査当日
朝は絶食のうえ検査予定時刻の3時間前に来院していただき、腸管洗浄液を2リットル飲んでいただきます。
3) 検査後の注意
@鎮静剤を使用した場合は検査後、半日(12時間)は乗り物、機械の運転はしないで下さい。
Aお腹が張った感じや痛みのある方は、トイレに行ったり、右側を下にして横になったり、横ばいになったりして空気を
出すと楽になります。
B検査後の食事は普通にとってかまいませんが、刺激の強いもの、アルコールは避けて下さい。